時代を彩る、創造の軌跡。
創業から変わらぬ信念が信頼を育む。

Beliefs unchanged since our founding

当社は創業以来、素直な心と誠実な姿勢でお客様との信頼関係を構築。
社内では調和を大切にし、どんな困難にも立ち向かう積極果敢な行動により、発展を遂げてきました。
このようなフィロソフィーに共感し、仕事に誇りとやりがいを持ちながら、
よりよい会社を創っていく仲間を求めています。

役職を問わずに誰とでも気軽に会話のできるフラットな雰囲気で、
人の温かさに溢れる「大きな家族」のような会社です。

誰もが新しいことに挑戦できる環境のなか、理想のキャリアやライフプランをカタチにしていく。
一人ひとりが輝ける会社をともに創っていきましょう。

1930年

建築塗装業「渡辺塗装店」を創業

三重県四日市で工場や店舗の外壁などの建築塗装を主事業して創業。
その後、大手企業の工場新設に伴う外壁塗装を請け負うことをきっかけに、渡辺塗装店は業務の拠点を長浜へと移し、本格的に動き始める。

1946年

工業塗装分野に進出

今日まで70年続くヤンマーからのエンジン塗装の依頼が舞い込み、工業塗装分野へと進出。
ヤンマー長浜工場内に常駐する形で業務請負を開始する。

1973年

本社を南呉服町より新栄町に移し、新栄工場を本社・本社工場と称す

ヤンマーからの仕事が順調に増加していったことで、個人商店という規模には収まらなくなっていく。また、エンジンに付いているタンクなどの部品は単体で塗装する必要もあったため、新たに新栄工場を開設し本社・本社工場と称した。

1983年

金属加工事業を始め、社業拡大のため「株式会社渡辺工業」に社名変更

ヤンマーのトヨタ生産方式導入に際し、部品などの保管、管理できるスペースを探す必要があった。
そこで廃業してしまった向かいの鋳造所を倉庫として借り、そこにあった機材を買い取って自社で加工業務を開始することに。
新たに金属加工事業を始めたことで、塗装の文字を社名から廃し現在の株式会社渡辺工業とした。

1984年

業界に先駆けて、カチオン電着塗装を導入

現在でこそ多くの塗装業者が導入しているが、当時電着塗装には大規模な設備が必要であり、中小企業で導入しているところは少なかった。当然ながら、電着塗装を依頼する取引先も少なく、その加工ノウハウも社内にはなかったという。しかし渡辺工業は、将来的にカチオン電着塗装が塗装の主流となるという確信を持ち、あえてその技術に挑戦することを選んだのだ。

2013年

ヤンマー中国工場新設に伴い、中国にて塗装部門請負を開始

以前より経済成長著しい中国に目をつけていた渡辺工業は海外での活動を開始し、着実に仕事を獲得して行っていた。
そんな時、2013年からヤンマーが中国工場を新設するとの知らせを受け、ディーゼルエンジンの塗装部門を請け負うこととなり今日も中国という巨大市場に向けて届けられるヤンマー製ディーゼルエンジンの塗装を担っている。

2020年

本社に新工場(T棟)を建設し、ジルコニウム前処理
粉体塗装の新ライン(第13ライン)設置

日立建機ティエラの部品塗装が始まり、小形建機の需要も活発なことから、本社工場で対象ラインを二直操業して対応してきた。しかしお客様の生産量が当社の既存設備ではキャパオーバーとなり、新工場を建設し新ラインを設置してお客様の受注に応える必要があった。また、工場としての環境対策として、リンを使用しない表面処理方法としてジルコニウム処理での対応を行うことを決定した。

2023年

(株)日立建機ティエラ本社・滋賀工場、ニデックマシンツール(株) 本社・本工場内に駐在部門設置

                           

日立建機ティエラの部品を塗装してきた“確かな品質”と“技術力”で実績と信頼を育み、「更なる受注拡大を目指す渡辺工業との思い」と、取引先のニーズである「工場内の塗装工程の外注化を行うことで、組立を強化する方針」が一致し、日立建機ティエラの中物塗装ライン請負を行うに至った。また駐在部門を持つ渡辺工業の強みをニデックマシンツールにご理解いただいたことで、ニデックマシンツールの駐在も請け負わせてもらうこととなった。